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僕とコンピュータとの出会い。その4

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僕とコンピュータとの出会い。その4

さて、今回からいよいよWindowsの登場です。
僕が使い始めたのはWindows3.1からです。
ほぼ同時にインターネットにも接続をはじめました。
インターネットエクスプローラはまだ日の目を見ていない時で、
ネットスケープを使用してました。

もっとも、進んでWindowsを使い始めたわけではありませんでした。
仕事上、仕方なく使い始めたのです。
個人的には、Windowsを業務に使うのはまだ早い。
スピード的にはMSーDOSの方がレスポンスはいいし、
マルチタスクと言ってもそれを使いこなす人がどれだけいるのだろう?
そんな考え方でした。

実際、3.1のマルチタスクは、擬似でした。
行儀の悪いプログラムがあると、
マルチとして成り立たないものでした。

そんな折、Visual Basicに出会いました。
簡単な説明会を聞き、即、会社に発注してもらいました。
バージョンは2.0です。
届いたその日に、画像ビュアのアプリを作りました。
それぐらい、容易にWindowsアプリが作れるツールだったのです。
おそらく勤めていた会社の関西支社で一番初めにVBをはじめた人間ですw
相談できる人はおろか解説本すら書店にない状態でしたが、
付属のマニュアルで十分得たい情報を得ることができました。
既製品のマニュアルでこれほど役に立ったのは、
後にも先にもこれだけですw

VBには不可解なバグ、大きなランタイムの配布など様々な問題はありましたが、
それを補って余りある手軽さが魅力でした。
当時はBASICには悪いイメージ、
「変数を宣言しないからバグが発生しやすい」
「プログラムソースの構造化ができない」
などがあったのですが、
すべては憶測に基づいた過ちでした。
「変数宣言の必須化のステートメント」は存在していましたし、
過去のBASICとは違い、構造化しないと書けないような言語でした。

当時、僕のまわりでは、なぜかMS-ACCESSが流行っていて、
多くのシステムがACCESSのマクロによって構築されていましたが、
個人的には、危険極まりない状態だと思っていました。
そして案の定、ACCESS2.0の登場と共に、
それまでのアプリケーションは、
非常に解析し辛いお荷物システムとなってしまったのです。

#マイクロソフトが前バージョンではマクロ、
#2.0ではVBAを推奨しはじめたのです。

当時の僕の開発スタイルは、Visual Basic+Objectrieveになりました。
顧客管理システムや、
積算プログラムを開発したのです。

余談ですが、VCには手を出しませんでした。
VCは、Visualとは名ばかりで、
インスタンスやその他諸々のリソースを
プログラマが管理しなければならない、
小難しい開発環境だったのです。

仕事でVisual Basicを使い初めてから、
趣味のパソコンもAT互換機(俗称でDOSV機)に変わりました。
富士通のFMVと言うDX486のパソコンでした。
初めは、VBも購入するつもりだったのですが、
タイミングよく、Delphiなる開発ツールがリリースされたので、
迷わずそっちを選択しました。
ツールの使い方としては、VBと大差なく、
言語がPASCALと言うものでした。
(既にオブジェクト指向プログラミングが意識されていました)

インターネットで情報を取得しつつ、
Windowsに関する知識はどんどん蓄積されていったのです。

しかしながら、この頃、プログラミングのレベルが、
社内の他のメンバーや協力会社の人達と釣り合いがとれなくなって、
ちょっとしたストレスにもなっていました。
当然と思われた工夫が、
「ここまでやると、お客さんが他のアプリもここまでやれと言うのでやらないで」
それが、当時一番気に入らなかったことです・・・^^;

ちょっと内容が専門的な事に偏りましたが、
次回は、アプリ側からのアプローチでだらだら書きます^^;
Windows3.1編はまだ続きますw

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